【日米野球】イェーツ炎上 MLBオールスターズ逆転負け

【侍ジャパン5-3MLBオールスターズ】@マツダスタジアム

東京ドームからマツダスタジアムに舞台を移して行われた「2018日米野球」の第4戦は、前田健太(ドジャース)がかつての本拠地球場で先発のマウンドに上がり、2イニングを1安打無失点に抑える好投を披露。2回裏にリーズ・ホスキンス(フィリーズ)のソロ本塁打で1点を先制したMLBオールスターズが優位に試合を進めていた。ところが、2点リードで迎えた9回表に7番手のカービー・イェーツ(パドレス)が大炎上。一挙4点を失い、MLBオールスターズは逆転負けを喫した。

前田が好投し、ホスキンスの一発で先制したMLBオールスターズは、2番手のマット・アンドリース(ダイヤモンドバックス)も2回無失点。3番手のダニエル・ノリス(タイガース)と4番手のクリス・マーティン(レンジャーズ)も各1イニングを無失点に抑え、7回裏にはフアン・ソト(ナショナルズ)のタイムリー二塁打でリードを2点に広げた。8回表に5番手のコリン・マクヒュー(アストロズ)が秋山翔吾(西武)にランニング本塁打を浴び、1点差に詰め寄られたものの、その裏にカルロス・サンタナ(フィリーズ)の犠牲フライで再び2点をリード。しかし、前の回から登板していたイェーツが上林誠知(ソフトバンク)と田中広輔(広島)のタイムリーなどで一挙4点を失い、土壇場で試合をひっくり返された。侍ジャパンは3番手の松井裕樹(楽天)が勝利投手となり、最終回を締めくくった山﨑康晃(DeNA)がセーブを記録。イェーツは柳田悠岐(ソフトバンク)にサヨナラ弾を浴びた第1戦に続いて敗戦投手となった。

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