【代表】リーグ残留へ後がないドイツ…ロシアに圧勝で弾みをつける

先制点を挙げたザネ

今年最後となったインターナショナルウィークで各会場で親善試合が行われ、UEFAネーションズリーグでリーグ降格の危機に瀕しているドイツがロシアと対戦した。

未だかつてない不調でロシアワールドカップ、ネーションズリーグでも負け越しているドイツ。来週に控えるオランダとの決戦を前に勝利を収めたい一戦だった。新たな活路見出そうと、ヨアヒム・レーヴ監督は主流だった4バックから3バックに変更。ヨシュア・キミッヒをボランチ起用し、トーマス・ミュラーやマッツ・フンメルスといった主力選手をベンチスタートとなった。

スタメンが一新されたドイツは、普段控えが多かった選手たちが躍動する。開始8分でレロイ・ザネがいきなりネットを揺らすと、25分にはキミッヒのCKから最後は二クラス・ジューレが押し込んでリードを広げる。さらに勢い付くドイツは、カイ・ハベルツの絶妙なスルーパスから走り込んできたセルジュ・ニャブリがゴール左に鮮やかに決めて3点差とし前半だけで試合を決定づける。後半には大量に選手を入れ替える余裕を見せ、点差を維持して試合終了。オランダ戦に向け弾みをつける勝利となった。

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