M.ゴンザレスの後釜? アストロズがディアスを獲得

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アストロズは内外野のあらゆるポジションを守れるユーティリティ・プレイヤー、マーウィン・ゴンザレスが今季終了後にフリーエージェントとなり、退団が濃厚となっているが、すみやかに後釜の確保に動いた。日本時間11月18日、マイナーリーグの右腕であるトレント・ソーントンをブルージェイズへ放出し、アレドミス・ディアスを獲得するトレードが成立したことを発表した。

カージナルス時代の2016年にオールスター・ゲームに出場した経験のあるディアスは、これまで主に遊撃手としてプレイし、三塁を守ることもできるが、それ以外にもレフトと二塁での出場経験がある。今季はブルージェイズで130試合に出場し、打率.263、26二塁打、18本塁打、55打点、OPS.756をマークするなど、打撃力もミドル・インフィールダーとしては平均以上のものを持っている。

アストロズのジェフ・ルーノウGMは「彼はあらゆるポジションを守ることができるし、パワーもある。たくさんのことをできる選手だよ」と語り、ディアスの加入を歓迎。一塁にユリ・グリエル、二塁にホゼ・アルトゥーベ、三塁にアレックス・ブレグマン、遊撃にカルロス・コレアと不動のレギュラーがいることもあり、ディアスはゴンザレスの後釜として主に二塁・三塁・遊撃を守る内野のユーティリティとして起用される可能性が高い。特に遊撃に関しては、レギュラーのコレア、遊撃が本職のブレグマン、そして新加入のディアスとレギュラー級の3人が守ることができ、メジャーでも有数の層の厚さとなった。

一方のソーントンは、これまでにも複数の球団からトレードの問い合わせがルーノウのもとに届いていた選手である。今オフ、ソーントンはルール5ドラフトの対象選手となるため、他球団への流出を回避するためには40人ロースターに登録する必要があったものの、ルーノウはその前にソーントンをトレードのコマとして用いることを選択した。今季はAAA級で24試合(うち22先発)に登板して9勝8敗、防御率4.42、奪三振率8.83、与四球率2.24を記録。マイナー通算のK/BBが4.65と完成度は高く、早ければ来季中にもメジャーのマウンドに立つことになりそうだ。