イングランド代表ではない ジョー・コールが選ぶ”最強のチームメイト”は?

チェルシーなどで活躍したジョー・コール photo/Getty Images

イングランドでは珍しいファンタジスタとして世界を沸かせてきた名手ジョー・コールが引退を表明した。イングランド代表でも2006ドイツワールドカップで主力を務めるなど、圧倒的な才能で黄金世代の一員として力を発揮してきた選手だ。

では、そんな天才ジョー・コールがこれまでプレイしてきたチームメイトの中でNo.1の実力者を選ぶとするなら、誰になるのか。

イングランド代表ならばスティーブン・ジェラードやフランク・ランパード、チェルシーでもディディエ・ドログバらとプレイしてきたが、ジョー・コールが選んだのは少し意外な選手だった。

英『sky SPORTS』によると、ジョー・コールが選んだのは現チェルシーMFエデン・アザールだった。アザールとジョー・コールはフランスのリールで共闘した経験を持っており、先日アザールもジョー・コールの存在がチェルシー行きを決めた理由の1つになっていたことを明かしていた。どうやら2人は相思相愛だったようだ。それでもドログバやランパードらより優先して選ばれたのは少し驚きでもある。

「イングランド人選手で見るならジェラード、ランパード、ジョン・テリー、リオ。国外ならロッベン、アザール。永遠に続けられるね。天才たちとプレイしてきたことに気付かされる。それでも選ぶならアザールだろうね。彼は一緒にプレイした時19歳だったが、全てを持っていた。彼は優れた選手だ。バロンドールを獲得すると思うよ」

テクニシャンのジョー・コールでもアザールの才能には驚かされたのだろう。バロンドール獲得も夢ではなく、一緒にプレイした期間は短くともアザールがNo.1の才能の持ち主で間違いないかもしれない。

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