きょう20日は未明に札幌で初雪が観測されるなど、全国的にこの時季らしい寒さ、風の冷たさとなっている。今週は、北～西日本の日本海側は寒気の影響を受けて、曇りや雨（雪）の日が多い見込み。晴れる日が多い太平洋側でも、あす21日（水）午後から22日（木）にかけては雨が降りそうだ。

22日（木）太平洋側でも雨に

　北日本の日本海側は、21日にかけても雨や雪が降りやすい。東・西日本でも、21日は西から次第に雲が広がる予想で、九州で夕方から、四国や中国地方でも夜以降は雨の降り出す所がある見込み。
　22日は全国的に天気が崩れ、東・西日本の太平洋側は雨の強まる可能性がある。また、北日本は北海道で雪、東北でもみぞれや冷たい雨となり、寒い状態が続きそうだ。22日夜は冬型の気圧配置が強まる影響で、北海道や東北北部は平野部でも雪の降る所がある見込み。東京など関東では夜以降、北寄りの風が強まるかもしれない。

23日（祝・金）の天気　北日本荒天

寒気の影響で西～北日本の日本海側は雨や雪の降る所があり、午前中を中心に風の強まるおそれがある。また、気温が下がるため、東北南部や北陸の山沿いで雪の降る所がありそうだ。太平洋側は晴れる地域が多いものの、関東あたりでも、これまでより風が冷たくなる見込み。

週末の天気　太平洋側晴れ

　日本海側は寒気の影響で、引き続き曇りや雨（雪）の地域が多くなる。太平洋側も24日（土）は、やや雲が多いが、25日（日）は高気圧に覆われて晴れる見込み。
（気象予報士・高橋和也）