ガスリー、トロロッソ・ホンダF1でのラストレースで感傷的に「好結果を出して、最高の形で別れを告げたい」

 トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、同チームでの最後のレースとなる2018年F1最終戦アブダビGPで好結果を出して、最高の形で仲間に別れを告げたいと語った。

 2017年第15戦マレーシアでトロロッソからF1デビューを果たしたガスリーは、2018年に残留し、初のF1フルシーズンを戦った。最終戦前のブラジルGP終了時点でガスリーは4位の自己ベストリザルトをバーレーンで達成し、29点を稼いでいる。

 ガスリーは2019年はレッドブル・レーシングに昇格することが決まっており、来年はマックス・フェルスタッペンとともに、より上位で戦うことになるものとみられる。

「トロロッソで走る最後のレースだから、僕にとって特別な週末になる。日曜のレースには感傷的になると思う」とガスリーは語った。

「日曜が彼らと戦う最後のレースになるが、一度このチームに加わった人間は、いつまでもトロロッソ・ファミリーの一員だ」

「このチームで過ごせたことを心から感謝している。アブダビをいい結果で締めくくりたい。個人的に好きなコースでもあるし、全力を尽くすつもりだよ」

「ここは得意なコースなんだ。GP2時代にポールポジションを2回と優勝を1回獲得しているし、GP2タイトルを確定した場所でもある。それに照明の下で走るのは特別な気分だ」

「シーズン最終戦だから、パドックが素晴らしい雰囲気になり、誰もがいつもよりも興奮している。レースを走り切った瞬間にシーズンが終わるということを、皆、分かっているからね」

「トラック自体の話をすると、最終セクターが特に難しい。くねくねしていて、リズムをつかんで走る必要がある、テクニカルなレイアウトなんだ。一方、セクター1とセクター2には長いストレートと高速コーナーがある。つまりふたつの正反対の性格を併せ持ったサーキットなわけだ。僕は終盤のテクニカルなパートが一番好きだ。ドライバーが腕を発揮できる場所だからね」

「いい週末になることを願っている。皆に最高の形でさよならを言いたいんだ」

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