アーセナルを”CL決勝”へ! 現状に満足しないエメリが語るチームの問題点

アーセナルを指揮するエメリ photo/Getty Images

今季からアーセナルを指揮しているウナイ・エメリは、チームの良いところと悪いところを冷静に分析している。現在は勝ち点24を稼いで5位につけており、滑り出しは悪くない。しかしエメリは全く満足していない。

英『METRO』によると、エメリが気にしているのは失点の多さだ。得点数にはある程度満足しているようだが、12試合で15失点は多すぎると改善を目指している。

「我々はリーグ戦で26のゴールを奪っている。これは非常に良いものだ。だが、どれだけ失点している?15点だ。これは多い。現時点でバランスは良い。だが不十分だ。得点数は継続し、失点を減らす必要がある。16試合無敗なのもファンタスティックだが、直近3試合はドローだ。これも十分ではない」

「私は3年前のヨーロッパリーグ決勝、セビージャ対リヴァプールのことを覚えている。リヴァプールはあの時チャンピオンズリーグに届かなかった。しかし2年後、彼らはチャンピオンズリーグの決勝へたどり着いた。これは我々にとって良い手本だ。同じことはできないかもしれない。非常に難しいことだし、彼らはクロップの下で非常に上手くやっている。だが、リヴァプール、マンチェスター・シティ、チェルシーらと同じレベルに達することは可能だ。時間が必要だし、ハードワークしないといけないけどね」

アーセナルも今はヨーロッパリーグに回っているが、本来はチャンピオンズリーグにいるべきクラブだ。エメリとしては3年ほどでチャンピオンズリーグ上位を目指せるクラブが完成すれば大成功といったところだろう。

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