シロトキン「オーバーヒート問題できついレースだった」:ウイリアムズ F1アブダビGP日曜

 2018年F1アブダビGP決勝で、ウイリアムズのランス・ストロールは13位、セルゲイ・シロトキンは15位だった。

■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
ランス・ストロール 決勝=13位
 スタートにはとても満足だし、レースでのパフォーマンスも全体的には満足の行くものだった。けれども今回もまたポイントを獲得するのに十分なペースは得られていなかったんだ。大変だったけれど、いまの僕らが持つパッケージのことを考えると良いレースだったし、マクラーレンと戦って、そのうちの1台よりも前でフィニッシュできたことはうれしく思っている。

 最初のスティントをかなり長くとったのは良かったけれど、第2スティントでは風が少し出てきて、それがウルトラソフトタイヤを履いたマシンのパフォーマンスに大きく影響してしまった。そこからは坂道を転がるようだったよ。長い1年だったから、ここからは充電期間に入る。

セルゲイ・シロトキン 決勝=15位
 本当にひどいレースだったよ。ベストなスタートが切れず、かなり不利になってしまい、次のコーナーに向けても最適な位置を走ることができなかった。

 レースの3分の1でマシンにオーバーヒートの問題が出ていたから、クーリングをすごくがんばらなければならなかったんだ。つらいレースだったよ。

 できるだけ早くクールダウンできるように最善を尽くしたものの、ピットから出てきたマシンが後ろについていて、戦いながらマシンをクールダウンして守りつつ走っていて、めちゃくちゃだったよ。楽しめなかった。本当に、すごくきついレースだったんだ。本当は楽しみたかったのに、こんなかたちでシーズン終えることになるんなんて、とてもつらい。

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