マンC苦しめる”仏の若手軍団”にペップ脱帽 「最も厄介なチームの1つ」

マンCを率いるグアルディオラ photo/Getty Images

プレミアリーグで圧倒的な強さを誇るマンチェスター・シティをここまで苦しめられるチームがどれだけいるだろうか。今季のチャンピオンズリーグ・グループステージでマンC相手に1勝1分の成績を収めたのが、フランスのリヨンだ。

リヨンはチャンピオンズリーグで優勝を目指せるようなクラブではないかもしれない。しかし、メンフィス・デパイやホッセム・オーアル、タンギー・エンドンベレなどビッグクラブでプレイできるだけのクオリティを備えた選手たちが揃っている。

9月のグループステージ第1節ではアウェイでマンCを2-1で撃破するサプライズを起こし、27日に行われたグループステージ第5節でもマクスウェル・コルネの得点で2度リードを奪う粘りを見せて勝ち点1を手にしている。英『FourFourTwo』によると、このパフォーマンスをマンC指揮官ジョゼップ・グアルディオラも称えている。

「彼らは私がこれまで戦ってきた中で最も厄介だったチームの1つだ。彼らはフィジカルが強く、カウンターは素晴らしい。みんなフランスリーグはPSGのみと言うが、それは間違いだ。フランスのクラブはいつだってフィジカルが優れている。代表チームが世界王者になったのもそれが理由だ。彼らはみなクオリティがあり、ボールを失わない。強く、速いんだ」

グアルディオラのチームと相性が良い部分もあるのかもしれないが、リヨンには一発勝負ならサプライズを起こす力がある。5節終了時点でリヨンは勝ち点7を稼いでグループ2位となっているが、決勝トーナメントでもこの強さを見せてほしいところだ。

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