UEFAヨーロッパリーグのグループステージ第5戦が現地時間29日に行われ、すでにグループ突破を決めているチェルシーはホームでPAOKと、アーセナルは極寒の地ウクライナでヴォルスクラと対戦した。
直近のトッテナム・ホットスパーとのリーグ戦で、公式戦初の敗戦を喫したチェルシー。ショックを払しょくしようとPAOK相手に序盤から攻勢にでる。開始7分で相手選手が退場になり数低優位となったチェルシーは、先発出場したオリビエ・ジルーが前半だけで2ゴールをマーク。後半にも次々と追加点を挙げて4-0と快勝した。
ウクライナ国内の情勢の影響で、気温-12度という極寒の首都キエフで試合を行ったアーセナルは、直近のゲームから10人を入れ替えてヴォルスクラ戦に臨んだ。10代の選手が多く名を連ねたアーセナルは、10分に早々に先制するとアーロン・ラムジーのPKなどで3ゴールを記録。勝ち点を13まで積み重ねグループ周囲通過を確定させた。
同じレッドブル系列の対決となった南野拓実がザルツブルクとライプツィヒの一戦。グループ首位を独走しているザルツブルクはエンブレムの雄牛のごとくライプツィヒのゴールに襲い掛かりゲームを支配する。すると74分にフレドリク・グルブラントセンのゴールでザルツブルクが先制に成功。EL4試合で4ゴール中の南野を途中投入するなど順当な試合運びを見せたザルツブルクがEL5連勝を達成した。
