CLでたった1敗だけ!? レアルの”伝説コンビ”打ち崩すのはどこだ

セルヒオ・ラモスとヴァラン photo/Getty Images

今季のレアル・マドリードは国内リーグで結果が出ていないが、チャンピオンズリーグではあっさりとグループステージ突破を決めた。チャンピオンズリーグを3連覇している実力は確かで、大会を知り尽くしているのは大きな強みだ。

さらにスペイン『MARCA』が心強い存在と称えているのは、ラファエル・ヴァランとセルヒオ・ラモスのセンターバックコンビだ。今季は2人ともパフォーマンスが不安定で、リーグ戦では失点も目立つ。しかし、チャンピオンズリーグでの彼らは驚くほど信頼できる。

この2人がチャンピオンズリーグで最初にコンビを組んだのは2011年11月のディナモ・ザグレブ戦で、当時ラモスは25歳、ヴァランは18歳の若さだった。そこからチャンピオンズリーグでは35試合で先発コンビを組み、結果は26勝8分1敗となっている。1敗しかしていないのは驚きだ。

その1敗は2016-17シーズンの準決勝アトレティコ・マドリード戦2ndレグ(1-2)で喫したものだが、2試合合計ではアトレティコを上回って決勝に進出している。近年のチャンピオンズリーグにおいてこのコンビ以上に信頼できるセンターバックは存在しないのだ。

1敗しかしていないコンビを打ち破るのはどのクラブなのか。この2人が君臨している限りレアルは優勝候補に含まれるべきなのだろう。

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