ブルージェイズがトゥロウィツキーを解雇 契約残り3800万ドル

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トロイ・トゥロウィツキーがブルージェイズの一員として過ごす時間が終わりを迎えた。日本時間12月12日、ブルージェイズはオールスター・ゲーム選出5度の実績を誇る元スター遊撃手・トゥロウィツキーを解雇したことを発表。トゥロウィツキーとブルージェイズの契約はあと2年残っており、2021年の契約は球団に選択権のあるオプションとなっていたが、ブルージェイズは残り2年3400万ドルの年俸と2021年の球団オプションのバイアウト400万ドルを全額負担する。

先日、ブルージェイズのロス・アトキンスGMはトゥロウィツキーが正遊撃手として140試合以上に出場し、平均以上のパフォーマンスを見せるためには「期待以上のものが必要である」と発言し、トゥロウィツキーを正遊撃手として起用することに否定的な見解を示していた。最終的にアトキンスはトゥロウィツキーの解雇を決断。一塁にジャスティン・スモーク、二塁にデボン・トラビス、三塁にブランドン・ドルーリー、遊撃にルルデス・グリエルJr.と内野の各ポジションにはレギュラー級の選手がおり、内野のユーティリティとしてリチャード・ウーレイナ、メジャー未昇格のトップ・プロスペクトとしてブラディミール・ゲレーロJr.が控えるなかで、チーム内にトゥロウィツキーの居場所を見つけることができなかったようだ。

トゥロウィツキーは故障により2017年に66試合しか出場できず、今季は全休。フルシーズン、メジャーリーガーとして活躍できるかという点には大いに疑問が残る。しかし、ブルージェイズが総額3800万ドルの契約を残してトゥロウィツキーを解雇したことにより、次にトゥロウィツキーと契約する球団は、実質的にメジャー最低保証年俸でトゥロウィツキーを雇うことができるため、獲得に興味を示す球団はあるはずだ。トゥロウィツキーは正遊撃手という地位にこだわらず、他のポジションへの転向も受け入れる姿勢を示しており、トゥロウィツキーのメジャー生活における新たなチャプターが幕を開けそうな気配だ。