南島原市教委の「子育て親学び講座」が10日、長崎県南島原市内であり、母親と乳児の親子計5組が参加。スマートフォンやテレビなどの電子機器が乳幼児に与える影響を学んだ。
知識を学び、子育て世帯同士の輪を広げてもらう「南島原ファミリープログラム」の一環。講座は年4回開いている。
市教委生涯学習課職員の太田由紀さん(42)と大津信夫さん(30)が紙芝居形式で説明。自然界にない人工的で強い光を発する電子機器に乳幼児が長く触れると、コミュニケーションの基礎が育たないなど不自然な発達をする可能性を説明した。「外を散歩して『お花がきれいだね』と共感する機会をつくってほしい」と求めた。
5カ月の長男と参加した同市布津町の平川綾子さん(27)は「授乳中についスマホを見てしまうが、今後はわが子の目を見て、笑顔で語り掛けるように気を付けたい」と話した。
電子機器が乳幼児に与える影響は? 紙芝居形式で分かりやすく 南島原「子育て講座」
- Published
- 2018/12/14 10:54 (JST)
- Updated
- 2018/12/14 16:13 (JST)
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