今季のチャンピオンズリーグもベスト16が出揃った。グループステージではビッグクラブが思わぬ苦戦を強いられた場面もあったが、結果は順当と言えよう。優勝候補が姿を消す波乱もなく、実力あるチームがベスト16に揃った。
グループHを2位で通過したマンチェスター・ユナイテッドもその1つだが、トッテナムなどで指揮を執ってきたティム・シャーウッドはマンUの優勝だけはないと断言している。
英『Talk Sport』によると、シャーウッドはベスト16のうち優勝を狙えるクラブが7チームあると主張する。その中にマンUは入っておらず、可能性はほとんどないと考えているようだ。
「プレミアリーグのクラブが優勝できるか?できると思うよ。ベスト16のうち優勝できるのは7チームだと思う。プレミアならマンチェスター・シティ、リヴァプール、トッテナム。パリ・サンジェルマンの攻撃力も脅威だし、ユヴェントスはもちろんだ。そしてスペインの二強であるバルセロナとレアル・マドリードだね。ユナイテッドは優勝できないよ」
マンUもグループステージではユヴェントスを撃破するサプライズを起こしてみせた。一発勝負なら、指揮官ジョゼ・モウリーニョの奇策で何とかなる可能性もある。しかし選手の実力だけで見れば優勝候補と呼ぶのは難しいだろう。