UAEで行われているFIFAクラブワールドカップ。鹿島アントラーズは北中米王者のチバス・グアダラハラと対戦した。
鹿島は3分で先制されるも、3-2で逆転勝ち。レアル・マドリーとの2年ぶりとなる再戦にこぎ着けた。
一方、56年ぶりに北中米王者になったメキシコの雄チバスとしては痛恨の試合。現地紙『La Jornada』によれば、ホセ・カルドーソ監督は敗戦にショックを受けていたという。
ホセ・カルドーソ(グアダラハラ監督)
「責任があるのは私ひとりだ。あの子達は素晴らしい尽力をしてくれた。
我々は恥ずかしい、我々はメキシコで最大のクラブだ。自分たちが望んでいたものに届かなかった。
特にここまで来てくれた人々に対して、申し訳なく思う」
「私は非常に傷ついているし、恥じている。
(メキシコの?)人々がここまで来るのは簡単なことではない。
全ての人達の夢はレアル・マドリーとの対戦だった。唯一の責任は私にある」
ホセ・カルドーソ(グアダラハラ監督)
「後半序盤の失点で集中力を失ってしまった。
相手はその混乱をうまく利用した。
前半はよかっただけに残念だ。
(この結果に)人々は文句を言う権利がある」
4月に行われたCONCACAFチャンピオンズリーグ決勝で優勝したチバス。その後、マティアス・アルメイダ監督がMLSに去り、7月にカルドーソ氏が新監督に就任していた。
だが、ここまで8勝6分9敗と負けが先行しており、指揮官は責任を感じているようだ。