ハリー・ケイン、エリック・ダイアー、デル・アリはロシアワールドカップでイングランド代表の一員として躍動したが、彼らをここまで伸ばしたのはトッテナムを指揮するマウリシオ・ポチェッティーノだ。ポチェッティーノはイングランドの若手選手を積極的に起用し、それが代表チームの若返りへと繋がった。
トッテナムはチームとしても結果を出せており、結果と若返りの両方をスムーズにこなしているポチェッティーノは称賛されるべきだろう。そのポチェッティーノが新たにチャンスを与えたのが、18歳MFオリヴァー・スキップだ。
イングランドのU-18代表にも選出されているスキップはセントラルMFの選手で、今節のバーンリー戦では先発出場の機会を与えられている。今季はサウサンプトン戦で試合終了間際に途中出場していたのだが、先発は初だ。チームも1-0で勝利しており、まずまずのスタートと言えよう。
英『Daily Mail』はポチェッティーノのタレントスクールから新たな選手がデビューしたと伝えており、スキップも2、3年後にはイングランドのA代表に召集されることになるかもしれない。
ポチェッティーノもバーンリー戦後には75分間プレイしたスキップについて、30歳のようにプレイしていたと落ち着きを褒めている。まだスタメンを確保するのは先の話となるだろうが、ポチェッティーノのタレント育成は今後も続いていきそうだ。