ビッグカードが目白押しとなったチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦において、予想しやすいカードの1つがマンチェスター・シティ対シャルケの一戦ではないか。シャルケは青年監督ドメニコ・テデスコの下で昨季ブンデスリーガ2位に入ったチームだが、今季は国内で13位と苦戦している。
両チームの実力差がはっきりしており、順当に行けばマンCがベスト8へ駒を進めることになるだろう。英『BT Sport』によると、マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したオーウェン・ハーグリーブス氏も大差がつくかもしれないとシャルケを心配している。
「シャルケにはリヨンが抱えているようなアスリートと呼べる選手がいない。勝利は難しいんじゃないかと思う。クリケットのようなスコアになるかもしれないよ。シャルケを心配している。シティはこのドローを喜んでいることだろう」
マンCがこのドローを喜んでいるのは間違いない。今季はベスト16の顔ぶれが非常に豪華なものとなっており、首位通過でも2位通過でもベスト16から難敵と当たる可能性が高かった。その中でシャルケ、FCポルトといったところは実力がやや劣ると見られていたため、マンCとしては悪くないカードだ。
テデスコの手腕に期待したいところだが、シャルケがマンC相手にサプライズを起こすのは難しいか。