年末は「警報級の可能性」あり

気象庁では、雨や風などが警報を発表するほど強くなる「警報級の現象」が、5日先までに予想されているときには、その可能性を「高」、「中」の2段階の確度で発表しています。
今年の年末は、真冬でもまれな強い寒波が南下してきます。
このため、27日(木)は北海道の日本海側で、28~29日(金~土)は東北の日本海側と北陸で、警報級の可能性が高いことを表す「高」が、その他の地方でも可能性が高くはないが一定程度認められることを表す「中」が発表されました。
警報級の現象は、ひとたび発生すると命に危険が及ぶなど、社会的影響が大きい現象です。
年末は気象情報に注意し、警戒が必要です。

気象予報士・饒村 曜

画像について:警報級の可能性(12月27日と28日)

© 株式会社ウェザーマップ