昌子移籍のトゥールーズ、2018-19ユニフォームは「地域の象徴」をデザイン

現在リーグアンで13位につけているトゥールーズFC。

パリ・サンジェルマンと同じ1970年に誕生したクラブは、ヴァイオレット(パープル)がメインカラー。一時期はヴァイオレット/ホワイトの垂直ストライプのユニフォームを着ていたが、現在は単色を基本とする。

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そのトゥールーズは、DF昌子源の獲得で鹿島アントラーズとクラブ間の基本合意に達した。サッカーよりラグビーの人気が高いとも言われる街で、昌子はヴァイオレットのユニフォームに身を包む。

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Toulouse 2018-19 Joma Home

今季のホームキットは前述の通り、ヴァイオレットの単色。このスタイルは昨季から継続している。

誕生当初のチームカラーは前身クラブから受け継いだレッドだったが、1977年のクラブ会長交代を機に現在の色に変更。トゥールーズ市はスミレの花(ヴァイオレット)の名産地であることから、別名「スミレの街」とも呼ばれ、これが現在のチームカラーの由来となっている。

パンツとソックスは、シャツと同じヴァイオレットで同色コーディネート。

コンプリートルックはこんな感じに。部分的に差し込まれているゴールドは、街の紋章に描かれているユリの花(フルール・ド・リス)と同じ色。

Toulouse 2018-19 Joma Away

アウェイキットは伝統的にホワイトを使用。袖にはフランス国旗色のトリコロールをあしらう。胸のスポンサー「Triangle Intérim」は、フランスの人材派遣企業。

1970年創設と比較的新しいクラブだが、エンブレムは頻繁にデザインを変更し、現在は8代目。これまで盾形やブランドロゴのようなお洒落なものなど、色んな形状が存在したが、2001年の3部リーグ降格を機に5度目の変更を実施。以来丸型で落ち着いている。

ホーム・アウェイ共通でシャツ全体には、地域のシンボルでもあるオクシタニア十字を散りばめている。

アウェイキットも全身同色コーディネートが基本となる。

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