MHPS 地元選手中心で強豪の仲間入り ジュニアからのライバルも

 3年連続入賞を成し遂げたMHPSは、出走メンバー7人中5人が県内出身の選手。他の上位常連チームが全国から名だたるランナーを集めている中、地元中心の布陣で強豪チームの仲間入りを果たした。
 出身高校は主将の木滑が瓊浦、エース井上は鎮西学院。目良と定方は川棚の先輩後輩という間柄で、的野は諫早だ。5人は25~27歳と学年も近く、ジュニア時代から続くいいライバル関係が、チームの底上げにつながっている。
 チームが躍進できた理由に、木滑は「長崎の代表という覚悟をみんな持っている」ことを挙げる。ロードトレーニング中などに声援を受けることが多く「地元の人の応援は温かい。この人たちのために頑張らなければと思う」という。今回は県民にも勇気を与える好成績となった。

2位で表彰を受けるMHPSの選手=群馬県庁

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