バルサ史上最高額MFが過ごした1年 1350万ポンドの男より悪い成績に

バルセロナのコウチーニョ photo/Getty Images

リヴァプールからバルセロナにクラブ史上最高額となる1億2000万ユーロに出来高を加えた移籍金で加入したMFフィリペ・コウチーニョは、6日で加入から1年を迎える。この1年をサポーターはどう評価するだろうか。

コウチーニョらしいプレイを見せる場面もあるが、史上最高額の移籍金に見合う活躍かは意見が分かれるところだろう。コウチーニョを失ったリヴァプールも似たような感覚を持っているはずだ。当初コウチーニョの退団はショックと考えられたが、現在はプレミアリーグで首位を走っている。コウチーニョの穴を感じる機会はそれほど多くないはずだ。

また英『Liverpool Echo』は、今夏に獲得したMFジェルダン・シャキリの貢献度を非常に高く評価している。1350万ポンドで獲得したシャキリは今季何度も決定的な働きをしており、同メディアはコウチーニョと比較してもシャキリの働きが見事だと伝えている。

リーグ戦でのプレイタイムはシャキリの方が短いのだが、ここまで6得点2アシストを記録。一方でコウチーニョは4得点1アシストに留まっている。移籍初年度のコウチーニョは間違いなく苦戦しており、シャキリより得点に絡む機会が少ない現状をバルセロナのサポーターは許さないだろう。

コウチーニョはより目に見える結果を残す必要がありそうだが、2年目こそ移籍金額に見合う活躍を見せられるのか。

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