ドルトムントで覚醒したスーパーサブの本音 「ベンチに座っていたくない」

ドルトムントで活躍するパコ・アルカセル photo/Getty Images

今季よりドルトムントでプレイしているFWパコ・アルカセルは、途中出場が多いにも関わらず得点を量産していることが話題を呼んでいる。象徴的なのは10月のアウグスブルク戦で、59分からの出場にも関わらずハットトリックを達成してチームを勝利に導いている。現在リーグ戦では42分に1ゴールと驚異的なペースを維持しており、バルセロナからやってきたストライカーは完全覚醒している。

ブンデスリーガ公式が得点量産の理由を探っているが、アルカセルはチームメイトから良質なパスが送られてくることが得点量産の理由と謙虚に話している。マルコ・ロイスら攻撃陣と呼吸が合うのだろう。また、スーパーサブではなく先発出場したいと本音も語っている。

「途中出場から得点が多い理由はチームメイトだよ!ストライカーはゴールを欲しているけど、チームのサポートなしでは実現しない。後方の味方からの良質なパスに左右される。僕はプレイしたいんだ。先発で出場するのが目標だよ。たとえ控えから10ゴール奪っていたとしても、ベンチに座っていたくない。先発で出場して得点、アシスト、ハードワークでチームに貢献したいんだ」

「重要なゴール?バイエルン戦でのゴールは勝利につながるものだった。ヴィツェルからすごいパスがきて、GKと1対1になったんだ。アウグスブルク戦でのハットトリックも覚えているよ。これらのゴールはチームを勝利に導く良いものだったね」

アルカセルとチームの目標はブンデスリーガ制覇だ。アルカセルの大ヒットがなければ首位を独走することもなかったはずで、後半戦も優勝へ導くゴールをサポーターは求めている。

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