インドのIT企業2社 半年以内に壱岐進出

 インドのIT企業2社と、インド人の長崎県留学を仲介するシルバーピークグローバルの日本法人、シルバーピークジャパンなどの10人が17日、壱岐市の白川博一市長を表敬訪問した。2社は半年以内に壱岐市内に事業所を進出させる考えを表明した。

 白川市長は「市として何ができるか検討し、お互いの夢が実現するよう前向きな話をしていきたい」と話し、市施設のシェアオフィス「壱岐テレワークセンター」の利用を提案した。

 2社は「3ESSエンタープライズ」と「ラピード」。地元採用に意欲を示し、英語やプログラミングのスキルがある人材の発掘に協力を依頼した。壱岐市と企業の仲介をしたシルバーピークジャパンは、今回の2社以外にも3社が壱岐市に事業所を進出させる考えがあると伝えた。

白川市長に対面したインド企業の社長ら=壱岐市役所

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