[移籍]元“ペップ・バルサ”の一員がJの舞台へ サガン鳥栖が獲得を発表

かつてバルセロナに在籍したクエンカ photo/Getty Images

J1リーグに所属するサガン鳥栖は19日、MFフアン・イサック・クエンカ・ロペスの獲得を発表した。

同選手はサガン鳥栖の公式ホームページを通じ、関係者にむけて挨拶を行っている。

「サガン鳥栖ファミリーの皆さん、こんにちは。まず、私に大きなチャンスを与えてくれたクラブの社長及び関わる全ての方に感謝します。サガン鳥栖ファミリーの一員になれてとても幸せであり、これは私にとって大きなチャレンジになると思います。全ての練習と試合において、サガンティーノとクラブのために全力を尽くして闘う事を約束します。応援よろしくお願いします」

2011-2012シーズン中にバルセロナのトップチームに名を連ね、ジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)のもとでプレイしたクエンカ。バルセロナを退団した2014年以降はアヤックス、デポルティボ、グラナダ、ハポエル・ベエルジェバ(イスラエル)などの名門クラブを渡り歩き、昨夏にスペイン2部のCFレウスでのプレイを画策。しかし、クラブが抱える経済的な問題をリーグ当局に問題視され、選手登録が認められず。公式戦への出場は叶わなかった。2019年より鳥栖を率いるルイス・カレーラス監督は、クエンカにとって2010-2011シーズンに在籍したサバデル時代の恩師にあたる。サイドハーフやウイングポジションを主戦場とする同選手だが、持ち前のドリブル突破で鳥栖の攻撃にアクセントを加えることができるだろうか。

© 株式会社FACTORIES