ヤンキース・グレイがレッズ移籍へ トレード成立目前との報道

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オフシーズンに突入してから常に噂されていたソニー・グレイ(ヤンキース)のトレードが成立目前に迫っているようだ。オフシーズン当初、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMはグレイの放出に前向きであることを明言していたが、日本時間1月21日、MLBネットワークのジョン・ヘイマンはヤンキースとレッズがトレードの基本的な部分について合意に至ったことを報道。現在はレッズがグレイとの契約延長に向けて交渉を行っているという。まもなく両球団から正式にトレード成立が発表されることになりそうだ。

ヘイマンによると、今回のトレードでヤンキースはグレイの対価として有望株内野手のシェッド・ロングと今年のドラフトの指名権を1つ、レッズから得る見込みだという。ロングは2013年のドラフトで12巡目指名を受けた23歳の内野手。昨季はAA級で126試合に出場し、打率.261、12本塁打、56打点、19盗塁、OPS.765をマークした。

グレイに対しては10球団ほどが興味を示していたことが報じられており、ブレーブス、ブリュワーズ、ジャイアンツなどがレッズとともにグレイ獲得の有力候補に挙げられていた。なお、グレイはすでにヤンキースと年俸750万ドルで契約を更新しており、今季がフリーエージェント前のラストイヤーとなる。レッズが契約延長を目指しているのはそのためだ。

無事にグレイ獲得が実現すれば、レッズにとってはタナー・ロアーク、アレックス・ウッドに続く3人目の先発投手補強となる。レッズはグレイにとってバンダービルト大学時代の恩師であるデレク・ジョンソンを昨年11月に投手コーチとして迎えており、恩師との再会がグレイの復調に寄与する可能性は十分にある。

昨季は30試合(うち23先発)で11勝9敗、防御率4.90に終わったグレイだが、「キャリアのなかで成績の浮き沈みを経験するのはよくあることだ。昨季は確かに難しいシーズンになったけど、一応11勝したんだよ」とプライドを覗かせる発言も。昨季のグレイはヤンキー・スタジアムで防御率6.98に終わった一方、ロードでは防御率3.17をマークしており、新天地・シンシナティでかつての輝きを取り戻すことができるかもしれない。