【コパ・デル・レイ】ボアテングがバルサデビューを果たすも…セビージャにアウェイで敗戦し5連覇に暗雲

23日にコパ・デル・レイ準々決勝1stレグが開催され、4連覇王者バルセロナがアウェイの地ラモン・サンチェス・ピスファンでセビージャとの一戦に臨んだ。

昨シーズンのコパ・デル・レイ決勝カードが実現した今試合。バルサは過密日程を考慮して、リオネル・メッシとセルヒオ・ブスケッツを完全休養にし、今冬サッスオーロから加入したケビン=プリンス・ボアテングが、契約書にサインした僅か数日後にいきなりバルサデビューを果たした。3トップにマウコムとカルレス・アレニャ、そしてボアテングとほぼ共にプレーした経験がない選手を並べたバルサは、案の定ゴール前でのクオリティに欠きシュートまで持ち込むことが出来ない。攻撃の面で一抹の不安を残したまま、スコアレスで試合を折り返す。

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主力を並べたディフェンスラインでセビージャの攻めを間一髪のところで防いでいたバルサ。しかし後半に入り攻勢を強めたセビージャに、遂に均衡を破られる。58分に左サイドをクインシー・プロミスに突破されクロスが上がると、ファーサイドでフリーとなっていたパブロ・サラビアに押し込まれ、バルサが先制点を許してしまう。追う立場となった4連覇王者は、フィリッペ・コウチーニョやルイス・スアレスを投入してゴールを狙う。それでもセビージャの勢いは止まらず、76分にカウンターからウィサム・ベン・ヤーデルにネットを揺らされまさかの2失点目。結局、最後までゴールを奪えず0-2と敗戦し、5連覇を目指すバルサに黄色信号が点灯した。

ボアテングがバルサデビューするも、アウェイで敗戦

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