ブンデス全18チーム!「10YearChallenge」風にユニフォームを比べてみた

SNSで話題のハッシュタグ「#10YearChallenge(#10YearsChallenge)」。当初は自分の10年前と現在の2枚の写真を並べるというスタイルから始まったが、今では多くのメディアが人物以外でも“比較遊び”をしている。

前回はユニフォーム版のプレミアリーグ編をお届けしたが、今回はブンデスリーガ編をご紹介しよう。今季のリーグ全18チームの、10年前(2008-09シーズン)と今季のユニフォームを並べて掲載した。

海外の日本代表最新情報、Jリーグ超ゴールはこちら

FC Augsburg

ユニフォーム:アウクスブルク/2008-09(D.Y.F.)/2018-19(Nike)

08-09シーズンは2部を11位で終えたアウクスブルク。当時のサプライヤーはザンクトパウリなどでおなじみのD.Y.F.(Do You Football )。偶然にも両方ともピンストライプ柄だが、実はこの10年間で色々なデザインが登場している。

Hertha Berlin

ユニフォーム:ヘルタ・ベルリン/2008-09(Nike)/2018-19(Nike)

10年前は1部を10位で終えたヘルタ。サプライヤーは99-00シーズン以降Nikeで一貫している。エンブレムは12-13シーズンから、現在の旗のみにデザインを変更した。

Werder Bremen

ユニフォーム:ブレーメン/2008-09(Kappa)/2018-19(Umbro)

DFBポカール(ドイツ杯)を優勝した08-09シーズンは、1部を10位でフィニッシュ。ホームキットの色は、07-08シーズンのグリーンからホワイトに変更している。

Borssia Dortmund

ユニフォーム:ドルトムント/2008-09(Nike)/2018-19(Puma)

ピンストライプのユニフォームを着た08-09シーズンは1部を6位で終えた。ドルトムントのキットは、色以外にデザインの一貫性がないため、時代によって全く異なる印象を受ける。

Fortuna Düsseldorf

ユニフォーム:デュッセルドルフ/2008-09(Puma)/2018-19(Uhlsport)

08-09シーズンは3部に所属し、2位で終えて2部昇格を成し遂げた。ボーダー柄のデザインは、現在とはまるで別チームのよう。

Eintracht Frankfurt

ユニフォーム:フランクフルト/2008-09(Jako)/2018-19(Nike)

10年前は1部を13位でフィニッシュ。稲本潤一(SC相模原)が在籍したシーズンで、当時はレッド/ブラックがメインカラー。現在とは色とデザインが全く異なる。

Freiburg

ユニフォーム:フライブルク/2008-09(Jako)/2018-19(Hummel)

08-09シーズンは2部を優勝し、1部昇格を果たした。レッド/ブラックの2色は90年代に多く使われていたカラーで、01-02シーズン以来の復活だった。

Hannover 96

ユニフォーム:ハノーファー/2008-09(Under Aumour)/2018-19(Jako)

1部を11位で終えた08-09シーズンは、当時のサッカー界ではまだ珍しかったUnder Armourがサプライヤー。ドイツの旅行会社「TUI」の不思議なスポンサーロゴデザインが目を引く。

Hoffenheim

ユニフォーム:ホッフェンハイム/2008-09(Puma)/2018-19(Lotto)

08-09シーズンは1部初昇格ながらシーズン前半は優勝争いに絡み、小さな街のチームが旋風を巻き起こした。結果的に7位で終わるが、いわゆる“記憶に残るチーム”だ。

RB Leipzig

ユニフォーム:ライプツィヒ/2009-10(adidas)/2018-19(Nike)

SSVマルクランシュタットを買収して2009年に誕生し、5部リーグからスタートしたライプツィヒ。そのためユニ画像も09-10シーズンを掲載となった。エンブレムは付いていないが、現在と印象は大して変わらない。

Bayer Leverkusen

ユニフォーム:レヴァークーゼン/2008-09(adidas)/2018-19(Jako)

08-09シーズンは1部を9位でフィニッシュ。レヴァークーゼンもデザインに一貫性が無く、サプライヤーが変わるたびに違うチームのようなデザインが現れる。

Mainz 05

ユニフォーム:マインツ/2008-09(Nike)/2018-19(Lotto)

08-09シーズンは2部を2位でフィニッシュし、1部昇格を決めた。このシーズンは異色と言えるレッド/ホワイトが半々のデザインを着用。

Borussia Mönchengladbach

ユニフォーム:ボルシアMG/2008-09(Lotto)/2018-19(Puma)

08-09シーズンは1部を15位で終え、辛うじて降格を回避。縦ストライプのシンプルなデザインのキットは、日本企業の京セラがスポンサーだった。

Bayern München

ユニフォーム:バイエルン/2008-09(adidas)/2018-19(adidas)

フランク・リベリの#10YearChallengeのようになってしまったが、08-09シーズンは2位で終了(ユニは07-08シーズンから継続使用)。バイエルンも基本デザインに一貫性が無いので、シーズンごとに印象が異なる。

1. FC Nürnberg

ユニフォーム:ニュルンベルク/2008-09(adidas)/2018-19(Umbro)

08-09シーズンは2部を3位で終了。1部16位との入れ替えプレーオフに勝利して昇格を決めた。胸スポンサーの「AREVA(アレヴァ)」はフランスの原発関連企業。2011年の東日本大震災当時、この名を耳にした方も多いだろう。

Schalke 04

ユニフォーム:シャルケ/2008-09(adidas)/2018-19(Umbro)

08-09シーズンは1部を8位でフィニッシュ。キットデザインはシンプルなものが多いので、現在と比べてもほとんど印象は変わらない。ただサプライヤーはadidasで不変と思われていただけに、変更には驚かされた。

VfB Stuttgart

ユニフォーム:シュトゥットガルト/2008-09(Puma)/2018-19(Puma)

両方ともマリオ・ゴメスで掲載。08-09シーズンは1部を3位でフィニッシュした。シュトゥットガルトは基本的に伝統的なデザインを使うため、印象はさほど変わらない。なおPumaとの契約は今季で最後に。

VfL Wolfsburg

ユニフォーム:ヴォルフスブルク/2008-09(Nike)/2018-19(Nike)

08-09シーズンは1部優勝を成し遂げたヴォルフスブルク。胸の「Ein Herz Fur Kinder」はスポンサーではなく、恵まれない子供たちのための慈善福祉団体。本来の胸スポンサーロゴはフォルクスワーゲンだが、同社の理解のもと、シーズン開幕から第22節までロゴを掲出した。

© 株式会社ファッションニュース通信社