“冬型”と“南岸”で、あちこち雪

31日（木）は、雨や雪を降らせる前線や低気圧が、北にも南にもある状態です。これらの低気圧が東へ移動し、西には高気圧があるので日本付近は西高東低の冬型の気圧配置になります。北日本から西日本の日本海側は雪や雨でしょう。また、北日本は1日（金）にかけて寒気の流れ込みが強まるので、北海道日本海側を中心にふぶきとなりそうです。。

冬型気圧配置といえども、太平洋側も注意が必要です。前線が東西に伸び、低気圧が九州から伊豆諸島付近を通過します。南岸低気圧です。

関東南部と山梨を中心に、31日昼過ぎから夜遅くにかけて雪で、山地を中心に雪が積もるでしょう。
また、都心でも雪が降り、1センチ程度の積雪となる所がある予想です。もし、車のタイヤがノーマルタイヤの場合は、少しの雪やみぞれでも運転は絶対にやめましょう。とても危険です。びっくりするくらいツルツル滑って目的地へ到着できないときがあります。

（気象予報士・山田 真実）

画像について：31日午後9時の予想天気図。