マチャドは決断を焦らず 争奪戦は2月突入が確実に

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フリーエージェント市場に残るスーパースターの1人であるマニー・マチャドは、契約先が決まらないままスプリング・トレーニングの開始を迎えてしまうのだろうか。MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、マチャドの新天地に関する決断は「差し迫った状況ではない」ようだ。フィリーズ、ホワイトソックス、パドレスなどが参戦していると見られるマチャド争奪戦は、2月に突入することがほぼ確実となった。

ヤンキースが撤退し、フィリーズとホワイトソックスによる一騎打ちの様相を呈していたマチャド争奪戦だが、そこにパドレスが参戦。ほかに「ミステリー・チーム」の存在も取り沙汰されるなか、マチャドは決断を焦らず、自身が納得できるオファーを待ち続ける姿勢を鮮明にしている。

スター選手が無所属のまま2月を迎えるのは決して珍しいことではなく、昨年はダルビッシュ有(カブス)、エリック・ホズマー(パドレス)、J.D.マルティネス(レッドソックス)が2月に入ってから総額1億ドルを超える大型契約を手にしているし、過去にもヨエニス・セスペデス(メッツ)、ブラディミール・ゲレーロ(元エンゼルスなど)、J.D.ドリュー(元レッドソックスなど)といったスター選手たちが2月に入ってから新天地を決めた例もある。同じく市場に残るブライス・ハーパーとともに、マチャドが簡単に妥協するようなことはなさそうだ。

なお、ヤンキースの動向については、ニューヨーク・デイリーニュースのウォーレス・マシューズが「ヤンキースはマチャドや代理人のダン・ロザーノに対して正式なオファーをしていない」ことを伝えており、ヤンキースがマチャド獲得に乗り出す可能性は極めて低いと見られる。むしろ、ヤンキースは先発5番手に予定されているCCサバシアのコンディションを懸念し、保険となるベテラン先発投手の補強を検討しているようだ。以上のことから、ヤンキースはマチャド争奪戦から完全に撤退したと判断して良さそうだ。