【コッパ・イタリア】絶対王者ユーベがアタランタに敗れる大波乱…ローマはフィオレンティーナに歴史的大敗

イタリアクラブの頂点を決めるコッパ・イタリアが準々決勝を迎え、4連覇王者ユベントスがアタランタと、ASローマがフィオレンティーナと対決した。

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悲願のシーズン3冠に向けまい進中のユベントスは、何人かの欠場を出すもののクリスティアーノ・ロナウドやパウロ・ディバラなど主力が顔を揃え万全な体勢で一戦に臨んだ。ところが、絶対王者らしからぬ凡ミスを連発し、ピンチを招く場面が散見。37分と39分に立て続けに失点してしまう。今シーズン初めて2点ビハインド、ジョルジョ・キエッリーニが負傷交代となったユーベは、今度は過剰に抗議に出たマッシミリアーノ・アッレグリ監督が退席処分に。ネガティブな出来事が続くと、86分にはまたもミスから3失点目を喫し万事休す。国内初黒星となったユーベが、まさかの準々決勝敗退となった。

ベスト8敗退となったユベントス

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同日に行われた別のカードでは、ローマがフィオレンティーナの本拠地スタディオ・アルテミオ・フランキに乗り込んだ。公式戦5試合負けなしと好調のローマだったが、この試合ではまさかの大乱調に陥る。フェデリコ・キエーザに連続ゴールを喫すると、アレクサンダル・コラロフの1点では反撃の糸口にすらならず、ダムが決壊したように失点を浴び続ける。キエーザのハットトリックやジョバンニ・シメオネの2得点など、計7失点を決められたローマが記録的大敗。今後に支障をきたす悲惨な結果となった。

記録的大敗を喫したローマ

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