セリエA第22節が3日に開催され、インテルが本拠地ジュゼッペ・メアッツァでボローニャと、ASローマがACミランと対戦した。
【コッパ・イタリア】壮絶な激闘はPK戦の末ラツィオが勝利!ベスト4は強者がズラリ!
コッパ・イタリア準々決勝でラツィオと死闘を繰り広げ、中2日でリーグ戦を迎えたインテル。序盤こそ高い位置でプレスを仕掛けるものの、時間が経つにつれ疲れの色が見え始める。すると32分、CKからマークを振り切ったボローニャのフェデリコ・サンタンデールにヘディングを叩き込まれ痛恨の失点。反撃を試みたいインテルだったが、最後まで精彩を欠いたプレーに終始し、0-1と手痛い敗戦を喫した。
5位ローマと4位ミランによる注目の上位対決は、ミランの新エースのクシシュトフ・ピオンテクが輝きを放つ。25分に今冬に加入したルーカス・パケタがDFからボールを奪ってクロスを送ると、素早い反応を見せたピオンテクが右足で流し込み、ミランが先制点をもぎ取る。それでも、ライバルに差を付けられたくないローマは怒涛の反撃を開始。DFも攻撃参加し厚みを加えると、後半開始直後にパトリック・シックのシュートのこぼれ球に反応したニコロ・ザニオーロが押し込んで同点に追い付く。結局スコアはこのまま動かず、強豪同士の一戦は1-1の引き分けに終わった。