強い寒気の南下と桜の開花

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桜は、強い寒気にさらされたあとに気温が高くなると花芽の成長スピードが加速します。これを休眠打破といい、寒い時期がないと桜の開花が早まりません。温かい日が続いた場合は開花が早まらないのです。
今年の冬は、北日本を除いて寒気が流れ込みにくく、休眠打破が起きにくい状況になっていましたので、花芽の成長は遅めとみられています。
しかし、これから2月半ばにかけて強い寒気が流れ込んで気温が低くなり、その後は、気温がかなり高くなる見込みです。
今年の桜の開花予想は、東京・名古屋で3月23日などと、記録的な早さとなった昨年よりは遅くなる見込みですが、平年よりは早くなりそうです。

気象予報士・饒村 曜

画像について:さくら開花前線