バイエルンでは世代交代の必要性が叫ばれているが、徐々に未来の形は見えてきているのではないか。まだまだロベルト・レヴァンドフスキやマヌエル・ノイアーといった経験豊富な選手たちが重要な役割を担っているものの、若手も確実に増えてきている。
ブンデスリーガ公式は「これが将来ブンデスリーガを制するバイエルンか?」と題し、若い選手を中心としたスタメンを作成している。決して実現不可能な11人ではなく、近い将来この形になってくるはずだ。
GK
クリスティアン・フリュヒトル(19)
DF
ジョシュア・キミッヒ(24)
ニクラス・ズーレ(23)
ベンジャミン・パヴァール(22)
ダビド・アラバ(26)
MF
コランタン・トリッソ(24)
レナト・サンチェス(21)
レオン・ゴレツカ(24)
FW
アルフォンソ・デイビス(18)
キングスレイ・コマン(22)
セルジュ・ニャブリ(23)
同サイトが作成したスタメンは平均年齢が22歳となっており、大幅な若返りとなる。アラバやキミッヒ、ゴレツカはすでにチームの中心で、ズーレも伸びている。さらにパヴァールを今冬に獲得したことで、マッツ・フンメルスとジェローム・ボアテングからの世代交代も整った。
GKのフリュヒトル、今冬チームに合流したデイビスは10代で経験が浅く、この2人は即戦力とは言いにくい。しかしその他のポジションはバランスよく実力者が揃っており、未来に希望が見える11人と言えるのではないか。もちろん今後も補強には動くはずだが、それほど大規模な改革は必要ないかもしれない。