ティクトゥムがレッドブルF1デモカーに。モースポフェス2019、デモランドライバー/ライダー発表

 2月8日、モビリティランドは3月2~3日に三重県・鈴鹿サーキットで開催される『モースポフェス2019 SUZUKA~モータースポーツファン感謝デー~』内で実施されるデモンストレーション走行の参加ドライバー、ライダーを発表した。

 モースポフェス2019はトヨタとホンダ、モビリティランドの3社がメーカーの垣根を超えて、クルマやモータースポーツの魅力を発信していくファン感謝イベントだ。2018年まで鈴鹿サーキットで開催されてきたモータースポーツファン感謝デーに代わるかたちで2019年から開催される。

 そんなイベントでは2019年からホンダ製パワーユニットを使用する、アストンマーチン・レッドブル・レーシングのF1マシンが今季仕様のカラーリングでデモンストレーション走行を行うほか、佐藤琢磨のインディ500優勝マシン、2018年にマニュファクチャラーズタイトルを獲得したトヨタ・ヤリスWRCに加え、トヨタ初のル・マン24時間優勝マシンとなったTS050ハイブリッド、さらにもう一台のル・マン優勝マシンであるホンダCBR1000RRなども迫力の走りを来場したファンに披露する予定だ。

 そのデモランで世界トップレベルのマシンをドライブするドライバーとライダーが決定。今回はその内の7名が明らかにされている。

 注目のレッドブルF1をドライブするのは、2017年と2018年のマカオグランプリ・FIA F3ワールドカップで連覇を果たし、2019年は全日本スーパーフォーミュラ選手権にフル参戦するダニエル・ティクトゥムだ。

 もう一台のフォーミュラカーで、2017年のインディ500優勝マシンは当然、日本人初のインディ500ウイナー佐藤琢磨がドライブすることに。トヨタの2台は、WEC世界耐久選手権を戦うTS050ハイブリッドを中嶋一貴と小林可夢偉のふたりがドライブ。ヤリスWRCのステアリングはトミ・マキネンTGR代表が握ることが決定している。

 二輪では2018年からMotoGPの最高峰クラスに参戦している中上貴晶がLCR Honda IDEMITSU RC213Vを走らせる。また、EWC世界耐久選手権のル・マンを制したF.C.C. TSRホンダ・フランスCBR1000RRのドライブは、優勝ライダーのひとりであるジョシュ・フックが担当することとなった。

 豪華ドライバーラインナップのデモランをはじめ、イベント盛りだくさんのモースポフェス2019は、公式サイトに掲載されている招待券があれば入場無料で楽しめるのでダウンロードをお忘れなく。タイムスケジュールなどのイベント詳細はホームページをチェックしよう。

モースポフェス2019 デモランドライバー/ライダー(2月8日発表版)

■トヨタ・ヤリスWRC(WRC世界ラリー選手権)
2018年WRCマニュファクチャラーズチャンピオンマシン
担当ドライバー:トミ・マキネン

■トヨタTS050ハイブリッド(WEC世界耐久選手権)
2018年ル・マン24時間レース優勝車両
担当ドライバー:中嶋一貴、小林可夢偉

■アンドレッティ・オートスポート ダラーラDW12(インディカー・シリーズ)
2017年第101回インディアナポリス500優勝車両
担当ドライバー:佐藤琢磨

■アストンマーチン・レッドブル・レーシングF1デモカー(F1)
2019年カラーモデル
担当ドライバー:ダニエル・ティクトゥム

■F.C.C. TSRホンダ・フランスCBR1000RR(EWC世界耐久選手権)
2018年ル・マン24時間レース優勝車両
担当ライダー:ジョシュ・フック

■LCR Honda IDEMITSU RC213V(MotoGP)
担当ライダー:中上貴晶

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