巨人から移籍の内海、2年目の高木勇の元同僚2投手のインタビュー
宮崎県日南市南郷町で春季キャンプを行う西武。今回は、西武に新加入した内海投手と、巨人でも同僚だった高木勇投手が出演。高木勇投手が内海投手を慕う理由とは? 「文化放送ライオンズエクスプレス」2月6日放送の模様をお届けする。
――内海投手、第2クールに入りましたがライオンズの雰囲気はもう慣れましたか?
内海「だいぶ慣れたと思いますけど、ちょっと疲れていますね。(仕上がりは)う~ん、もうちょっと頑張りたいなっていう感じはします」
――高木勇投手はフリー打撃で変化球も交えていましたが、手応えは?
高木勇「手応えはー最高に良かったと思います。今の段階では!」
――内海投手、巨人の高橋由伸前監督の訪問もありましたが、どんな言葉が?
内海「キャンプ始まって疲れているだろうけど、早く自分のペースでできるように頑張れ、と激励してもらいました」
――自主トレも一緒にしていましたが内海投手にとって高木勇投手はどんな存在ですか?
内海「いやもう、勇人がいなかったらこんなにも上手く馴染めていたかな?っていうくらい本当によくしてもらっているので、ありがたい存在です」
――高木勇投手は今の言葉を聞いて?
高木勇「もう最高です!」
内海「ヒーローインタビューみたいやな(笑)」
――高木勇投手から見て、内海投手はどういう存在なんですか?
高木勇「もう憧れの存在で、もう最高の先輩です。…お兄ちゃん!」
内海「いや、お兄ちゃんて……(笑)」
高木勇「お父さん!! パパ!」
――高木勇投手が内海投手について「走る量も多いし、何事にもストイック」ですごいと話していました。
高木勇「朝もすごく早くて、若手が見習わなければいけないし、自分もしっかり見習って、今ストイックに、内海さんが(自転車で)行った後、自分はバスで(球場に)通っています(笑)」
――内海投手は炭谷選手が乗っていたマウンテンバイクで通っていますが、乗り心地は?
内海「初日は故障が多くて、『これ絶対1か月は無理やな』って思ったんですけど、ホテルの人に直していただいて、本当に快適に通勤できてます。行きが坂道なのでけっこうしんどいですけど、帰りは本当に気持ちいいです」
高木勇からのラブビームに内海も困惑「ちょっと気持ち悪いですね(笑)」
――内海投手、ライオンズファンの皆様に一言。
内海「新参者でまだまだ受け入れられてないと思うので、サインなど、ファンサービスはもちろん、シーズンが始まったら、結果で喜んでもらえるように頑張りたいと思っています」
――高木勇投手、今シーズンの目標は?
高木勇「自分はえーと……し、しっかり、いっぱい投げることです。まずは! 内海さんみたいに投げられるように頑張りたいなと思っています」
――内海投手、今、高木勇投手の目標を聞いて?
内海「嬉しいなとは思いますけど、僕なんかはすぐ超えてほしいなとは思っています。年齢的にも若い投手が活躍したほうがチームのためになると思いますし、でも僕もまだまだやりたいっていう気持ちがあるので、その相乗効果でライオンズを強くしたいなと思っています」
――さて、内海投手と高木勇投手には、恒例となっています「日南海岸南郷プリンスホテルの好きなおかず」を発表していただきたいと思います。
内海投手「やっぱり宮崎といえばお肉だと思うので、ステーキです。焼きたてを食べさせてくれるんで、熱くて柔らかいお肉が美味しいです」
高木勇「さかなです!!」
内海「(色紙にひらがなで)『さかなです!』って(笑)」
高木勇「宮崎は魚がほんっとにおいしいです。よく釣りに行って食べていますが、特にこの時期!」
――魚の中でもこれが好きだ、っていうのは?
高木勇「今はメジナです」
――魚ツウなんですね
高木勇「魚大好きですね。内海さんよりは好きじゃないですけど」
内海「えっ、どういうこと? 俺、お肉の方が好きやって言うてるのに」
高木勇「でも、ここに『内海さん』って書いたら……」
――魚よりも、内海投手の存在のほうが好きだと
内海「ああ、なるほどなるほど」
高木勇「はい!」
――高木勇投手からのすごいラブビームを浴びていますけれども、内海投手いかがですか?
内海「ちょっと気持ち悪いですね(笑)」
――高木勇投手が沈んだ顔に……
高木勇「内海さんの本性を知ってもらいたいですね。本当はもっと明るくて。まだちょっと抑えてるなと思って」
内海「まだまだ殻にこもってますよ、正直言うと(笑)」(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)