【FIFA】コッリーナ会長がVARについて自身の見解を示す「サッカーにおいて重要な技術」

FIFA審判委員会会長を務めるピエルルイジ・コッリーナ氏がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)についてコメント。今後も世界中の大会で導入していくつもりだと主張した。

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59歳のコッリーナ氏は、レフェリー時代に的確なジャッジや存在感で有名となり、数々の国際的な試合で主審を担当。現在はFIFA審判委員会の会長を務める傍ら、ファイナンシャル・アドバイザーとして活動する一面を持つ。今週から再開されるUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメントからVARが導入されることとなっているが、コッリーナ氏はスペインメディアのインタビューで2018年ロシアワールドカップの成功を例に挙げ自身の考えを伝えた。

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「技術の進歩はサッカーにおいて重要なことだ。ロシアで成功したVARは、今後もピッチに存在し続けるだろう」。またコッリーナ氏は審判の準備と選手との信頼関係について語った。「私は審判の試合に対する準備の良さとそれを可能な限り実行する姿勢を誇りに思う。もし選手と審判の間にリスペクトが存在したら、仕事は簡単になるだろうね。私は、審判はピッチの中で自然でいなければならないと考えている。ルールは日常生活の中にだってあるからね」。

VARについて見解を述べたコッリーナ会長

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