ツインズ 若き主力選手・ポランコ&ケプラーと契約延長

日本時間2月15日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ツインズは若き主力選手のホルヘ・ポランコ、マックス・ケプラーとそれぞれ5年契約を結ぶことで合意に至ったようだ。ポランコは5年2575万ドル、ケプラーは5年3500万ドルと報じられており、前者は6年目がベスティング・オプション、7年目が球団オプション、後者は6年目が球団オプションとなっている模様。昨季限りでフランチャイズ・プレイヤーのジョー・マウアーが引退したツインズは、この2人を今後のチーム作りの核としていくつもりのようだ。

現在25歳のポランコは今季が年俸調停権取得前のラストイヤー。よって、今回の契約はツインズがポランコの年俸調停期間3年とフリーエージェント期間の最初の2年を買い取った形となる。一方、現在26歳のケプラーは「スーパー2」の制度により今オフが年俸調停1年目となっており、ポランコ同様、今回の契約は年俸調停期間の残り3年とフリーエージェント期間の最初の2年を買い取ったものとなった。

ロッコ・バルデリ新監督は、両選手の契約延長に関するコメントを残していないものの、「選手との契約延長が実現すれば、それは選手だけでなくチームにも良い影響を与えるんだ。良いチームメイトと長く一緒に戦えるのは、間違いなくチーム全体にとって良いことだからね」と契約延長がチームに与える好影響について話していたことがある。

昨季は禁止薬物の使用により80試合の出場停止処分を受けたポランコだが、2017年には打率.256、13本塁打、74打点をマーク。昨季は限られた出場機会ながら、打率.288、出塁率.345、長打率.427はいずれも自己ベストだった。

ケプラーは昨季打率.224とやや不本意なパフォーマンスに終わったものの、自己最多の20本塁打。メジャー定着を果たした2016年以降、平均19本塁打、63打点をマークしており、右翼の守備にも定評がある。

今オフ、ネルソン・クルーズ、C.J.クロン、ジョナサン・スコープといった強打者をチームに加えたツインズ。ポランコとケプラーが期待通りの成長を遂げれば、他球団に引けを取らない魅力的な打線となりそうだ。

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