県下一周駅伝第1日 大村・東彼 盤石レース

 第68回郡市対抗県下一周駅伝大会第1日は15日、長崎市-松浦市の11区間、126.4キロのコースで行われ、大村・東彼が6時間36分50秒で首位発進した。西彼・西海が6分14秒差で2位。2位から3分27秒差の3位に長崎、さらに26秒差の4位に佐世保が続いた。
 大村・東彼は1区室井(陸自大村)が2位に19秒差をつけて首位発進すると、3区小柗(同)、6区村川(波佐見町役場)、8区定方(東洋大)、11区横山(近大)が区間賞を獲得するなど、一度もトップを譲らずにゴールした。
 西彼・西海は2区江島(国学院大)の区間賞で大村・東彼に6秒差に迫った。その後は4位まで下がったが、9区納所(東農大)、10区片山(平成国際大)の連続区間賞などで2位まで順位を上げた。
 長崎は5区財前(久留米大)の区間2位をはじめ、全体的に安定したリレーで3位フィニッシュ。佐世保は4区浦野(MHPS)の区間新、5区内海(長崎国際大職)の区間賞などで一時は2位まで浮上したが、終盤に西彼・西海と長崎にかわされた。
 五島は1区山田大(上五島高)が2位スタートすると、7区小島(平成国際大)の区間賞などもあり、離島勢トップの5位。対馬は1区の最下位から盛り返して、五島と2分50秒差の6位に続いた。
 諫早は前半、4区金丸(筑波大)らの力走で好位置につけたが、最後は7位に後退した。7区浜松(北九州市大)と11区徳永翔(東農大)が区間2位と健闘した島原半島が8位。以下、9位に北松・松浦、10位に壱岐、11位に平戸が続いた。
 第2日は16日、平戸市-雲仙市小浜町の13区間、149.5キロのコースで実施する。

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