「実はアンフィールドで得点0だったユナイテッドの超スター5人」

プレミアリーグ第27節、マンチェスター・ユナイテッド対リヴァプールの宿敵対決がオールド・トラッフォードで行われる。

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ここでは、『sportskeeda』による「アンフィールドでゴールを一度も決められたなかったユナイテッドのスター選手5人」を見てみよう。

エリック・カントナ

キングと呼ばれたカントナだが、ユナイテッドでもリーズでもアンフィールドで得点を奪うことはできず。

ただ、全く別の話になっていた可能性もあった。ユナイテッドがリーズから彼を獲得する1年前、リヴァプールにそのチャンスがあったのだ。だが、「問題ある選手」だとして、レッズの首脳部は獲得を却下。

そして、カントナはユナイテッドの“プレミア統治”の序章において、重要な役割を果たすことになったというわけだ。

また、アンフィールドで得点ゼロだったとしても、彼はレッズファンにとって十分に厄介だった。

1996年のFAカップ決勝、ユナイテッドはリヴァプールを1-0で撃破して優勝。終了5分前にウェンブリーでゴールを決めたのは、カントナだった。

オレ・グンナー・スールシャール

現在、ユナイテッドで暫定監督を務めている同氏。

現役時代はプレミアリーグ235試合で91ゴールを決めて6度の優勝に貢献した。だが、ベイビーフェイスアサシンと呼ばれたゴールハンターもアンフィールドでは得点を奪えず。

また、スールシャールがカーディフの監督だった2013-14シーズンには興味深い出来事も。2014年5月、カーディフはプレミア優勝に迫っていたリヴァプール相手にホームで3-6の大敗。

それでも、スールシャールは、「(リヴァプールの優勝争いは)どうでもいい」と言い放ったのだ。

今回の対戦後には、どういった質問をされることになるのか…。

ポール・スコールズ

ズバ抜けて優秀なMF、本物のレジェンド、熟練のゴールスコアラーだったスコールズ。ユナイテッドではリーグ戦499試合で107ゴールを決めた。

20年間のキャリアにおいて、アンフィールドを訪れたのは15回。だが、ネットを揺らすことは出来ず。

その一方で現役引退後もリヴァプールへの敵愾心は少しも変わっていない。

現在、プレミアリーグで優勝争いをしているのは、リヴァプールとマンチェスター・シティ。

どちらか優勝するのかを選ぶことについて、盟友ギャリー・ネヴィルは「妻を寝取る2人の男をどっちにするか」選ぶようなものと発言した。

だが、スコールズは躊躇なくこう言い放ったのだ。「違う、違うね。私はシティに勝ってほしい」。

ルート・ファン・ニステルローイ

スールシャールやスコールズとは違い、彼がプレミアリーグにいたのは5シーズンと比較的短い。

それでも平均で3試合に2得点という驚異の得点率で計95ゴールを奪った。

だが、アンフィールドへの遠征は楽しいものにはならず。FAカップを含め5試合を戦ったが、ネットを揺らすことはできなかったのだ。

その後、レアル・マドリーに移籍したファン・ニステルローイ。2010年にはラファ・ベニテス監督が34歳になった彼をアンフィールドに連れてくるという噂が浮上したが実現しなかった。

クリスティアーノ・ロナウド

今季のCLで彼は再びアンフィールドを訪れるかもしれない。ユナイテッド時代には5度訪れたものの、ゴールを奪うことはできず。

もはやアンフィールドでの“呪い”を解くことは不可能かに思われた。だが、レアル・マドリー移籍後の2014-15シーズンにその時は訪れる。

2014年10月に行われたCLのグループステージでリヴァプールと対戦したロナウド。開始23分でシモン・ミニョレからゴールを奪い、アンフィールドでの呪いを解いてみせた。

今季のCLでユーヴェとリヴァプールが対戦することになれば、ロナウドの再訪が実現する。

ただ、今のレッズ守備陣はアリソンやファン・ダイクを擁するだけに、ゴールを奪うのは簡単ではないだろう。

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