【カラバオカップ】シティがPK戦の末チェルシーに勝利 史上4チーム目となる2連覇達成!

カラバオカップ決勝戦が聖地ウェンブリー・スタジアムで開催され、ディフェンディングチャンピオンのマンチェスター・シティとチェルシーが対戦した。

コミュニティー・シールドやプレミアリーグで争い、今シーズン4回目の対決となった同カード。ミッドウィークにUEFAチャンピオンズリーグを戦い抜いたシティは、ほぼベストメンバーがスタメンに名を連ね、対するチェルシーもハムストリングの負傷で出場が危ぶまれたGKケパ・アリサバラガが先発出場を果たした。前半は王者シティが優位にゲームを進める。前回対戦でハットトリックを達成したセルヒオ・アグエロがストライカーらしいゴールへの嗅覚を見せ果敢に攻め立てると、エースの動きに呼応して周りの選手がスペースに走り込みチャンスを創出する。

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後半に入っても戦況は変わらないものの、マウリツィオ・サッリ監督の進退に影響が出る一戦で勝利を掴もうと、チェルシーが堅守速攻で応戦。試合は90分で決着がつかず、15分ハーフの延長戦に突入する。連戦の疲労でペースダウンしたシティを尻目に、延長戦はチェルシーが完全に主導権を握る。エデン・アザールを中心に決定機を創り出し、積極的にシュートを狙う。それでも、間一髪のところでシティがゴールを阻止し、勝負の行方はPK戦に委ねられた。

準決勝2ndレグのトッテナム・ホットスパー戦に続いて2試合連続のPK戦となったチェルシーに対し、シティは万全の対策を講じる。チェルシー1人目のジョルジーニョのシュートをGKエデルソンがストップすると、その後のキッカーも全て同じ方向に飛んで研究成果を披露。4人目のダビド・ルイスがポストに当てて失敗し、シティ5人目のラヒーム・スターリングがゴール左上に突き刺して勝負あり。シティが史上4チーム目となる大会2連覇を成し遂げた。

シティがPK戦を制し大会2連覇を達成

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