10歳で父を癌で亡くした天才MF、癌基金に2千万円を寄付 引退選手も救う

先日行われたUEFAチャンピオンズリーグ、アヤックス対レアル・マドリー戦。

1-2で敗れたアヤックスの唯一となるゴールを決めたのは、モロッコ代表MFハキム・ジヤシュだった。

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昨夏のワールドカップでもプレーした彼は25歳の天才レフティだ。『AT5』などによれば、ジヤシュは母親とともにモロッコの癌基金に200万ディルハム(2300万円)を寄付したそう。彼は10歳の時に父親を癌で亡くしているという。

ジヤシュが多額の寄付を行うのはこれが初めてではない。

元ユトレヒトFWレオン・デ・コヘルは交通事故によって若くして現役引退を余儀なくされた。その後、経済的に困窮していた彼を救おうとユトレヒトサポーターたちは募金を開始。

それを伝え聞いたジヤシュはデ・コヘルに電話をかけて寄付の意思を伝えたそう。これによって、デ・コヘルは事故の弁護士費用を支払うことができたという。

「ジヤシュはエールディビジで最高の選手というだけでなく、とても心の広い人間でもある。一生忘れない」と感謝していたそうだ。

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