ロイヤルズの正捕手・ペレス トミー・ジョン手術で今季絶望か

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MLBネットワークのジョン・ヘイマンが報じたところによると、ロイヤルズの正捕手であるサルバドール・ペレスは医師から右肘のトミー・ジョン手術が必要であるとの勧告を受け、来週にも手術を受ける見込みだという。ロイヤルズによると、ペレスは大谷翔平(エンゼルス)のトミー・ジョン手術を担当したニール・エラトラシュ医師にセカンド・オピニオンを求める予定だが、ネッド・ヨスト監督もペレスがトミー・ジョン手術を受ける可能性が高いことを認めており、今季のロイヤルズは攻守の要となるペレスを欠いてシーズンを戦うことになりそうだ。

ヨストは右肘の靱帯に部分断裂が見つかったペレスについて、「まずはセカンド・オピニオンを求める。決断を下すのはそれからだ」と慎重な姿勢を崩さなかったものの、トミー・ジョン手術を受ける可能性が高いことを認めている。一方、トレーナーのニック・ケニーはペレスが靭帯の部分断裂を抱えたままプレイする可能性があることに言及しつつも、「あらゆる選択肢を考慮して、次のステップを決定したい」とこちらもトミー・ジョン手術の可能性を否定しなかった。

オールスター・ゲーム選出6度、ゴールドグラブ賞受賞5度の実績を誇るペレスの穴を埋めるのは簡単なことではなく、ペレスの離脱はロイヤルズにとって大きな痛手となる。現在、ロイヤルズの40人枠にはペレス以外に2人の捕手(キャム・ギャラガーとメイブリス・ビローリア)が登録されているが、彼らではペレスの穴を埋めることはできないだろう。2017年のゴールドグラブ賞受賞者であり、まだフリーエージェント市場に残っているマーティン・マルドナードの獲得に動く可能性も取り沙汰されている。

野手がトミー・ジョン手術を受ける場合、投手よりも早く戦列に復帰できるのが一般的であり、たとえば2014年6月にトミー・ジョン手術を受けたマット・ウィータース(現カージナルス)は、12ヶ月後の2015年6月に戦列復帰を果たした。よって、ペレスが今のタイミングでトミー・ジョン手術を決断すれば、2019年シーズンを全休し、2020年シーズンの開幕から復帰できることになる。近日中にも最終的な決断が下される見込みであり、その動向には大きな注目が集まることになりそうだ。