巨人・新外国人投手のクックが来日初登板 150キロ超の球威でバットへし折る

原巨人のクローザー候補がたった7球で坂口、青木、山田の主力3人を料理

■巨人 – ヤクルト(オープン戦・3日・東京ドーム)

 巨人の新外国人投手、ライアン・クック投手が3日のヤクルト戦(東京ドーム)で来日初登板。5回表から登板し、坂口、青木、山田哲の上位打線に対して、150キロ台の速球を軸にたった7球で料理。1回無安打無失点と上々のスタートとなった。

 昨季限りでカミネロが退団。沢村が先発転向。マシソンは調整が遅れており、クローザー候補のクックが今季の巨人の命運を握ると言っても過言ではない。190センチに近い大きな体からクックは坂口、青木を速球系で詰まらせて遊ゴロ。青木のバットを折った。山田哲も二ゴロに抑えた。7球中、6球がストレート系だった。

 クックはメジャーでは救援で236試合に登板し、15勝13敗17セーブ、防御率3・58。オールスターにも出場している。ストレートに力のある印象を残した。これから日本の野球に対応し、巨人の救世主になれるか。(Full-Count編集部)

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