ベスト16が出揃ったUEFAヨーロッパリーグは、7日からいよいよ決勝トーナメント・ラウンド16が始まる。
ここでは16強進出チームのユニフォームを、サプライヤー別にご紹介。その内訳はNike(6チーム)、Puma(4チーム)、adidas(3チーム)、Joma、Kappa、New Balance(各1チーム)となった。
2位にはPumaがつけたが、これにはちょっとしたワケがある。まずはそのPuma契約チームから見てみよう。
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Puma
アーセナル(イングランド)
アーセナルは今季がPumaとの契約最終シーズン(来季からはadidasへ変更)。胸の波形「パルス」が特徴あるデザインで、アウェイは伝説のWMフォーメーション(3-2-2-3)を表現している。
クラスノダール(ロシア)
2008年創設と新しいクラブだが、近年は国内外で存在感を高めるクラスノダール。画像はロシアリーグ用ユニフォームで、EL用は胸スポンサーが「1×BET(ワンバイベット)」に変わる。
スタッド・レンヌ(フランス)
レンヌ市の旗や紋章に描かれている“アーミンの紋様”が独特なレンヌのユニフォーム。EL用の胸スポンサーは大きな“S”を外し、「SAMSIC」の文字のみとなる。このクラブにはかつて稲本潤一(現・SC相模原)が在籍していた。
スラヴィア・プラハ(チェコ)
チェコリーグで首位を走るスラヴィアは、実は2月まではUmbroのユニフォームを着ていた。この3月からPumaのキットを着るが、シーズン途中の変更は異例。まずは7日のセビージャ戦でNEWアウェイキットが登場する。
もしスラヴィアがUmbroのままなら、Pumaの単独2位は実現しなかったことになる。
adidas
バレンシア(スペイン)
クラブ創設100周年記念という節目だけに、何としても国際タイトルを獲得したいバレンシア。ホームキットのエンブレムは、100周年仕様の特別バージョンを付けている。
ベンフィカ(ポルトガル)
国内リーグでは首位を走るベンフィカ。ユニフォームは伝統の赤白だ。ダービーではライバルのポルトから4年ぶりに勝利を挙げ勢いに乗る。
ディナモ・ザグレブ(クロアチア)
数多の名選手を輩出したクロアチアの名門クラブ。チーム名がクロアチア・ザグレブ時代には三浦知良(現・横浜FC)もプレーした。選手用キットには胸スポンサー「Lana GRUPA」のロゴが付く。
ビジャレアル(スペイン)
3季ぶりにEL16強に名を連ねたビジャレアル。ユニフォームは国内リーグ用と変わらない。シャツにはホームスタジアム「エスタディオ・デ・ラ・セラミカ」の外観をデザインしている。
ナポリ(イタリア)
チャンピオンズリーグから参戦のナポリ。ユニフォームはCL用をそのまま使用する。胸スポンサー「Lete」のロゴは一回り小さめ。前面にはパンサー(豹)の顔が描かれている。
ディナモ・キエフ(ウクライナ)
2季連続でEL16強入りとなったディナモ・キエフ。今季は胸スポンサーが付かないが、国内リーグとELの両方で、UEFAの人種差別反対キャンペーン「NO TO RACISM」のロゴを掲出する。
Nike
チェルシー(イングランド)
ホームキットは80年代や90年代のユニフォームにインスパイアされたカラー。そしてアウェイのイエローも、これまのクラブのタイトル獲得に縁のある色だ。
セビージャ(スペイン)
2013-14シーズンから3季連続でEL優勝を成し遂げているセビージャは、今季からNikeのキットを着用。ユニフォームはクラブの伝統的な色を採用している。
ゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)
ブルーのホームキットは「ゼニトの矢(エンブレムの鋭角部分のことを指す)」をモチーフにしたグラフィック。アウェイはホワイトを基調としたシンプルなデザインで、どちらもゼニトらしい色となった。
インテル(イタリア)
CLから参戦のインテル。7季連続で無冠が続くだけに、是が非でも欲しいタイトルだ。Nikeとの契約20周年ということで、ホームキットは98-99シーズンと10-11シーズンのデザインを落とし込んでいる。
レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)
南野拓実が在籍するザルツブルク。レッドを基調としたEL用キット(画像右)を用意しているのだが、実際には国内リーグ用をアレンジした左側のキットも、併用する形でホームゲームで使われている。
アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)
元日本代表キャプテンの長谷部誠が在籍。ホームキットはブラックとグレーのダークカラーを基調に、変則的なストライプのデザインがスタイリッシュだ。