FA左腕・カイケルに対し古巣のアストロズが正式オファーか

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アストロズからのクオリファイング・オファーを拒否してフリーエージェントとなり、いまだ契約先が決まらずにいるダラス・カイケル。2015年にサイ・ヤング賞を受賞した左腕が、古巣アストロズと再契約を結ぶ可能性はあるのだろうか。2月にアストロズがカイケルと同じ左腕のウェイド・マイリーを獲得した際、アストロズとカイケルが再契約を結ぶ可能性は消滅したかと思われたが、アストロズは再びカイケルとの再契約に興味を持っているようだ。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、アストロズはカイケルとの再契約に向けて、正式にオファーを提示したという。

ローゼンタールは、自身のTwitterでアストロズがカイケルに対して1年契約ないし2年契約のオファーを提示したことを伝えた。しかし、これはカイケルが求めている契約条件ではないという。カイケルが求めている契約条件について、詳細は明らかになっておらず、また、アストロズに今回のオファー以上の長期契約を提示する意思があるかどうかも不透明である。

また、ESPNのバスター・オルニーも、アストロズとカイケルが再契約について交渉を行ったことを伝えている。ただし、交渉が前進した様子はなく、契約成立の見込みは立っていないという。

アストロズがカイケルと再契約を結んだ場合、アストロズはジャスティン・バーランダー、ゲリット・コール、カイケル、マイリー、コリン・マクヒューという強力な先発ローテーションを擁することになり、先発5番手候補となっているブラッド・ピーコックを引き続きリリーバーとして起用できるほか、有望株のフォレスト・ウィットリーにマイナーでの育成期間を与えることができる。先発5番手候補にはピーコックのほか、フランベル・バルデスとジョシュ・ジェームスもいるが、アストロズはジェームスが故障により調整が遅れていることを考慮し、今季はリリーバーとして起用することを考えているようだ。

レギュラーシーズンの開幕が迫るなか、カイケルは「妥協」して契約先を決めるのか。あるいはとことん自身の希望条件にこだわり続けるのか。開幕からフルシーズン投げることを考えているのであれば、残された時間はそれほど多くない。