現地時間8日にセリエA第27節が開催。フライデーナイト・マッチとなった一戦は、ユベントスが本拠地アリアンツ・スタジアムにウディネーゼを迎えた。
ミッドウィークにUEFAチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦を控えているユーベは、リーグ得点ランキングトップのクリスティアーノ・ロナウドをベンチに温存。代わりに19歳のモイゼ・ケーンが先発出場を果たした。大幅なターンオーバーがどう影響を及ぼすか注目が集まった一戦は、新星ケーンが躍動する。11分に左サイドの敵陣深くからアレックス・サンドロがグラウンダーのクロスを送ると、走り込んだケーンが右足で合わせて先制に成功。才能の片鱗を見せるケーンは39分、ペナルティエリア内までドリブルで進入して独特のタイミングで右足のシュートを放ち、前半だけでドッピエッタ（1試合2得点）を達成する。
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後半に入っても存在感を示すケーン。DFを翻弄し、ペナルティエリア内で倒されてPKを獲得すると、エムレ・ジャンが右足で冷静に流し込み、勝負を決める3点目をゲットする。71分にはブレーズ・マテュイディがダイビングヘッドでネットを揺らし、4–1で試合終了。ケーンの活躍などでユーベがアトレティコ戦に弾みをつける勝利を収めた。
