リヴァプールが身につけたもう1つの武器 得点数1位となった”セットプレイ”

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高さのファン・ダイク、キックに自信ありのアーノルド photo/Getty Images

昨季のリヴァプールはモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの超強力3トップが大暴れする形で白星を重ねてきたが、今季は強固な守備を武器とした堅実なサッカーも武器になっている。1-0のスコアでも勝てるようになってきたのは大きい。

そんな堅実さも身につけたリヴァプールで武器となっているのが、セットプレイだ。DFフィルジル・ファン・ダイクが加入した影響も大きいが、現在のリヴァプールはセットプレイからも得点を狙うことができるようになった。ファン・ダイク、ファビーニョ、ジョエル・マティプら守備陣には高さがあり、彼らをターゲットに放り込むやり方も興味深い。

英『Liverpool Echo』も、セットプレイが武器になったことの驚きを取り上げている。今季リヴァプールはリーグ戦29試合を消化した段階でセットプレイから17得点を奪っている。これはプレミアリーグNo.1の数字だ。リヴァプールは相手に引きこもられた際にもセットプレイから強引にゴールを狙うこともできるようになった。

13日にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのバイエルン戦も控えており、アンフィールドでの1stレグはスコアレスドローだった。恐らくアウェイでの2ndレグでも大量点を狙うのは難しいはずで、同じように手堅い展開となるかもしれない。その際にセットプレイが明暗を分ける可能性は十分に考えられる。

今季のチームは守備がある程度計算できるため、1点でも奪えれば勝てるとの自信があるはず。トーナメントではこうした安定感が重要で、セットプレイから渋く1点を狙えるようになったのは大きな進歩と言えそうだ。