平戸署などは8日、障害のある人へ理解を深め、警察業務に反映しようと、長崎県平戸市岩の上町の平戸文化センターで障害者スポーツ体験会を実施。車いすバドミントンなど4種目で和気あいあいと交流を深めた。
スポーツを通じ、心や体に障害のある人が犯罪被害者になった際の対応などを身に付けようと初めて企画。同署や松浦、江迎署員のほか、平戸市、佐世保市江迎町の障害者施設の利用者ら計約60人が参加した。
グループに分かれた参加者は、目標球により近いところを狙い球を投げたり転がしたりするボッチャや円形のゴールを狙うフライングディスクなどに挑戦。車いすバドミントンでは、車いすの操作に苦戦しながら、前方に落ちたシャトルを懸命に追い掛ける署員の姿もみられた。
平戸署平戸口駐在所の近藤清憲巡査長(28)は「バドミントンに挑戦して皆さんの気持ちが理解できた。今後の業務に生かしたい」と話した。
障害者スポーツに挑戦 警察業務に反映へ 平戸など県北3署
- Published
- 2019/03/10 10:44 (JST)
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