今、サッカー界で最も優れたセンターバックTOP5

『Sportskeeda』は5日、「現在のサッカー界で最も優れたセンターバックTOP5」という記事を掲載した。

サッカーにおいて常にスポットライトを浴びるのはゴールを決めるストライカーであるが、チームの勝利には優れたセンターバックが欠かせない。

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そんな影の立役者の中で、今最も能力に恵まれている5名の選手とは誰なのか?

5位:マルキーニョス(PSG)

現在PSGでプレーしているブラジル人DFのマルキーニョスを選出した。この24歳の選手は右サイドもこなすし、ボランチもやるが、多くの時間はチアゴ・シウヴァのパートナーとしてセンターバックを務める。

PSGは今季のリーグアンで26試合を戦い、15失点しかしていない。最終ラインの安定性を保ちながら、マルキーニョスは3ゴールを決めている。

ダヴィド・ルイスがチェルシーへと復帰してからセンターバックとしての役割をより多くこなすことになったが、それはPSGにとって有益なものになった。敏捷性とスピードを活かし、身体能力が高いフランスリーグのアタッカー陣にも後れを取ることはない。

4位:カリドゥ・クリバリ(ナポリ)

カリドゥ・クリバリがこのようなリストに入ることは何の驚きでもない。彼はイングランドのビッグクラブにしきりに狙われている。例えばマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーなどにだ。

しかし、彼は自分が愛するナポリへの忠誠心を常に繰り返している。今季も26試合に出場し、失点をわずか20に抑えている。毎年安定したパフォーマンスを見せている選手だ。

彼のパワーは、ナポリのペナルティエリア周辺での守りを無敵にしている要因の一つだ。セットプレーでの優位性を与えてくれる。しかもスピードにも優れ、クリスティアーノ・ロナウドやパウロ・ディバラにも負けない。

3位:レオナルド・ボヌッチ(ユヴェントス)

ボヌッチは年齢とともに上達してきたディフェンダーの一人だ。ミランでの1年は失敗だったが、それからユヴェントスに戻ったことでパフォーマンスを取り戻すことに成功した。

ジョルジョ・キエッリーニとの強力なパートナーシップは、ユヴェントスが過去10年ほどの間強力なディフェンス陣を組み続ける助けとなった。

また、ボヌッチの攻撃能力は他のディフェンダーと「違い」を作っている要素の一つだ。対面している相手としては、攻守両面においてボヌッチを気にしなければいけない状況になる。

2位:ディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリー)

バルセロナが現在リーガ・エスパニョーラの首位に立っているが、間違いなくスペインで最もいい守りをしているのはアトレティコ・マドリーだ。26試合でわずか17失点しかしていない。

そのディフェンスを支えているのはディエゴ・ゴディンというウルグアイの壁である。このキャプテンは何年も前からアトレティコのバックラインを整理してきた人物であり、33歳になってもそのフォームは一切崩れることがない。

またセットプレーでの攻撃能力も魅力で、今季は3ゴールを決めている。今季限りでチームを離れる可能性が高まっているが、アトレティコ以上に彼が生きる場所があるのかどうか…。

1位:フィルヒル・ファン・ダイク(リヴァプール)

2018年1月にサウサンプトンからリヴァプールに加入して以来、その守備組織を全面的に刷新させたファン・ダイクは、間違いなくこのリストで1位に入るだろう。

オランダ代表のセンターバックはフィールド上の野獣である。常に守備の穴が問題視されたリヴァプールであるが、そこにファン・ダイクが加わっただけで明るい未来が見えてきた。

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彼が主導するリヴァプールの守備は29試合で15失点。この記録はPSGと並んで欧州最高の数字であり、リーグのレベルを考えればさらに高く評価されてしかるべきだろう。

その身長は両チームのペナルティエリアで力を発揮し、セットプレーから3ゴールも決めてきた。もしリヴァプールが優勝するならば、プレミアリーグのMVPに選ぶべき存在だ。

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