リーグ戦ではバルセロナに差をつけられ、スペイン国王杯とチャンピオンズリーグはすでに敗退してしまったレアル・マドリード。改革が必要なのは明らかで、その第一手として指揮官ジョゼ・モウリーニョの復帰案が浮上している。モウリーニョのレアル復帰説は連日のように話題となっており、レアルではリーガ・エスパニョーラ制覇へ導くなど実績も申し分ない。
しかし、この案に全ての選手が納得しているわけではない。英『Daily Mail』は、4選手がモウリーニョ復帰に反対していることを伝えている。DFセルヒオ・ラモス 、マルセロ、FWカリム・ベンゼマ、ガレス・ベイルの4人である。ラモス、マルセロ、ベンゼマはモウリーニョ政権で起こったあらゆることを知っており、良い面も悪い面も見てきた選手たちだ。
同メディアによれば、ラモスはモウリーニョがメディアの前で選手を批判することを嫌がっているようで、モウリーニョのやり方はいつでも強烈だ。マルセロやベンゼマにも同様の思いがあるのかもしれない。
もっとも、同メディアはそうした意見をクラブのフロレンティーノ・ペレス会長が聞くはずはないとも付け加えている。モウリーニョのチーム運営法は好みが分かれるだろうが、復帰は正しいアイディアなのだろうか。